No.3 ビックカメラ
最近、近所のビックカメラに行ったら値札が電子化されていてビックり!
ということで、ビックカメラについての調査です。
ただネットに書いてある情報を書き連ねても成長が無いので、次回は家電業界についても調べる。
【企業名】
株式会社ビックカメラ
【目次】
0.基本情報
社員数:8,742名(単体では4,508名)
ビックカメラ直営店:44店
1.年表
創業:1978年
設立:1980年
上場:2005年
このタイミングで現在の社長である宮島氏が社長就任(当時46歳)
2009年に粉飾決算事件が起きる
2.事業内容
(HPより抜粋)
また、株式会社コジマ、ソフマップは子会社
3.業績
資本金:259億円
以下、ビックカメラ単体
売上高:516,078万円(昨対105.9%)
営業利益:9,941万円(昨対61.7%)(売り上げ比1.9%)
営業利益率が61%と大幅に落ちた原因はたな卸資産の減にあると考えます。
パナソニック企業分析
【企業名】
【目次】
0.基本情報
大阪空港からモノレールで34分
新大阪駅からだと少なくとも1回は乗り換えが必要
従業員:27万人
1.沿革
創業:1918年(松下電気器具製作所)
設立:1935年(松下電器貿易)
1971年:NY証券取引所に上場
1989年:創業者松下幸之助逝去
2003年:グローバルブランドを「Panasonic」に変更
2008年:パナソニックに社名変更
2018年:創業100周年
2.事業内容
それぞれの事業内容は以下の通り HPより抜粋
≪アプライアンス社≫
家電、美容、健康などのBtoC事業、業務用冷熱機器、デバイス、エネルギーなどのBtoB事業を領域とし、家庭からオフィス・店舗まで幅広い空間に対応した商品・サービスを提供します。
≪ライフソリューションズ社≫
電設資材や住設建材、建築事業などを事業領域とし、住宅やオフィス、商業施設やスマートタウンなど、人々の「くらし」に関わるあらゆる場面で快適な空間、豊かな時間を提供します。
≪コネクティッドソリューションズ社≫
≪オートモーティブ社≫
車載インフォテインメント、車載エレクトロニクス、自動車用ミラー、車載電池をはじめとする電動化システムなどを事業領域とし、移動時のライフスタイルの変革や、ドライバーの運転負荷軽減、さらには環境対応車向けに革新的なデバイスやソリューションを提供します。
≪インダストリアルソリューションズ社≫
≪中国・北東アジア社≫
2019年4月に事業推進と地域統括の機能をあわせもつ地域カンパニーである中国北東アジア社を設立しました。本部は北京と、カンパニーとしてはパナソニックで初めて日本以外の国に本部を設置し、パナソニックが日本で培った強みを持つ家電と住宅設備を組み合わせた「くらし空間の提案」と、コールドチェーンを中心とした「生鮮食品サプライチェーン」への貢献を現地目線で提案していきます。
≪US社≫
記載なし
3.業績
2019年の第3四半期決算短信をみると・・・
売上高の構成比
アプライアンス:32.0%
ライフソリューションズ:23.4%
コネクティッドソリューションズ:12.0%
オートモーティブ:17.3%
インダストリアルソリューションズ:15.3%
となる。
一方、営業利益でいうと
アプライアンス、ライフソリューションズ、コネクティッドソリューションズの3つでほぼ全体の営業利益を構成している。
特に、コネクティッドソリューションズの営業利益率はアプライアンス、ライフソリューションズの倍以上の9.9%である。
営業利益の絶対数でいえばまだまだアプライアンス(BtoCのいわゆる家電)がトップだが、会社全体で見たときに高い収益性をもつのはコネクティッドソリューションズであることがわかる。
4.コネクティッドソリューションズ社とはなんぞや?
こうなってくると、気になるのはこのコネクティッドソリューションズ社とはなんなのか。
【コネクティッドソリューションズ社:基本情報】
所在地:東京中央区銀座
設立:2017年4月
事業内容(抜粋):「航空」「製造」「エンターテインメント」「流通」「物流」「パブリック(公共)」分野向け機器の開発/製造/販売、並びに、SI/施工/保守・メンテナンス、及び、サービスを含むソリューションの提供
従業員数:27,000名
設立されたのがごく最近というのが気になりますね。
また、Panasonic社のIR資料室ページ>アニュアルレポートページの中にある「各カンパニーの戦略」のなかにコネクティッドソリューションズ社についても資料があります。
長くなってきたのでこのへんで・・・。
(株)ワークマンの企業戦略を読み解く①
8月のある日、テレビを見ているとワークマンの特集をやっていた。
あれ、めずらしいなと思いつつ横目で見ていたら、後日別の番組でもワークマンについての番組が放送されていた。
どうやら、最近ワークマンがアツいらしい。
タレント曰く、元々作業着の開発販売のプロだったワークマンだが、最近はそのお手頃価格とデザイン性の向上があいまって、高機能、良デザイン、低価格を兼ね備えたブランドとして評価が高まっているらしい。
ワークマンはもともと名前の示す通り、職人向けの店だ。自分もそのイメージを持っていた。そんなワークマンでいまなにが起こっているのかを読み解いていこう。