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No.6プレステ VS Switch

中々外出がはばかられる今日このころ、皆さんおゲームはしてらっしゃいますでしょうか?
今日は、プレステvsスイッチを比べてみます
 
プレステと任天堂の商品群を年代ごとにならべると以下の通りです。
プレステの初期モデルが発売されたのは1994年のこと。
その後、2000年に2を、2006年に3を、そして2013年に4を発売。さらに今年の末には5が出る予定となっております。
 
 
Sonyは一貫してプレステを軸に周辺機器や派生商品を出すなどしています。
一方の任天堂はポータブルタイプや据え置き型などいろいろなタイプに挑戦をしており、”ゲームが主幹事業”という感じが目に見えてわかりますね。
 
 
PS4とスイッチを比べてみると、値段やMaxの解像度など似通っている点が多くあります。
 
プレステ4発売直後の2014年の調査になりますが、日本国内における年代別の購入者比率は以下になります。
30代、20代からの指示が厚いことがわかります。
購入の理由も、「映像クオリティの高さ」や「音楽クオリティの高さ」などゲームそのものというより、品質の高さが際立っています。
 
スイッチのほうはあまり信頼できるデータが出てきませんでしたが、ニコニコのアンケートを見ると、
・10代、20代からの指示が厚い
・購入の理由は「ソフト」が大きい
といったことは言えそうです。
 
ここまでを見ると、なんとなく10代はスイッチ、30代はPS4、20代は奪い合いといった感じがしますね。
さらに、ソフトの傾向を見てみましょう。
以下のリストは、PS4とスイッチそれぞれが一番初めに出したソフト群です。
 
このなかでも注目は上2段。
上記ラインナップのうち、Sonyが手掛けたのは「KNACK」「KILLZONE」のみ。一方でSwitchも任天堂の自社ソフトは「1-2 Switch」「ゼルダ」のみ。
このソフトにそれぞれの企業の(マーケティング的な)想いがつまっているのではないでしょうか?
 
Sony側】
KNACK
このソフトは、PS4早期購入特典のソフトです。言ってしまえば、PS4の素晴らしさを顧客に伝えるためのデモのようなものです。
公式のKNACKの説明を見ても、最初の一文に「PS4の高い性能によって実現した爽快なアクションゲーム」とあります。とにかく性能を見てほしいというのが表れていますね。
 
こちらもレビュー見てますと、やはりグラフィックの高さが目立ちます。
ゲームの内容などみても、10代にはあまりウケる印象はなかったです。
 
【Switch側】
1-2 Switch
KNACKと同様に、新しいハードでできることを顧客に浸透させるのが目的。ジョイコンを使ったゲームが多数あり、複数人でも楽しめます。
 
KILLZONEはリアリティあるグラフィックでしたが、ゼルダはアニメーションタッチです。
色調も明るいです。
 
 
ソフトの面からも、両社の狙いは明らかでした。
ハイクオリティを武器に、20~30代を取り込みたいSony
親しみやすさを武器に、10~20代を取り込みたい任天堂
そんな構図かと思います。
 
任天堂は最近だとポケモンやどうぶつのもりも話題ですね。
2020年は年末にプレステ5がでますから戦略のぶつかりあいがまたおもしろくなりそうですね。
 
 
以上です!